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メールで気持ちを伝えるには?(その1)

ケンカは絶対メールでしちゃいけない。

が信条の月野です。

メールでケンカすると悲惨です。

メールを打っている間は、怒りだけにフォーカスしていることがほとんどです。

だいたい、目の前に相手がいないというのは、相手の表情や言葉から気持ちを汲み取ることができません。

だから、自分がなぜ怒っているのか、どんなに自分が辛くて悲しいか、などを書き連ねてしまうのです。

そうしているうちに、そこに大いなる「思い込み」がどんどん生まれていきます。

本当は、本意を聞こうと思ってメールを打ち始めたのに、気付いたら恨みつらみの詰まったメールになっていた・・・ってこともあるのではないでしょうか。

あと、怖いのは怒りのパワーで「えいやっ!」と送信してしまうこと。

これをやると、もう放った言葉は取り返しがききません。

メールというのは文章が残りますから、受け取った相手も何度も何度も送られた怒りの言葉を読み返すことができます。

こうなると相手にも怒りの感情が伝染します。怒っていなかった相手をも怒らせてしまうくらいのパワーです。

面と向かっていれば、言い過ぎたときは、その場ですぐに「ごめんね、言い過ぎた・・・」と謝れますし、相手だって「カーッとなって言っちゃったんだな」と察してくれたりします。

でも、メールは・・・。

相手がどう汲み取ってくれるか、を考えて考えて書いても、伝わらないこともあるのが、メールの無機質なデジタルの文体。

一方的にぶつけるだけでは当然伝わりません。

気を遣って書いたつもりが、相手には冷たいと受け取られた。


仲がいいと思ってくだけて書いたつもりが、相手にはバカにしていると取られた。


アドバイスしたつもりが、相手には「私のことキライなんだ」と取られた。

こんなことが多々起こるのです。

たった1通のメールがそれまで築いてきた関係を、一瞬にして崩れさせてしまう・・・。

悲しいことです。

ケンカはメールで絶対しちゃいけません。

どんなに親しいと思う相手でも、です。

メールはお手軽です。相手の顔を見なくて済みます。気が楽です。

だけど、受け取ったほうは、それを見て素直に「自分だけが悪かった」と思ってくれると思いますか?

もしかしたら、本当に小さな小さな誤解で、話せばすぐに誤解が解けるかも知れません。

なのに、相手の言い分も聞かずメールで自分の気持ちだけをぶつけていいのでしょうか。

ケンカは顔見て、向き合ってしてくださいね。

それが、今まで関係を作ってきた相手への敬意だと思うのです。

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