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お客さまは本当に神様なのか?

昨日バイトから帰って来た長女が、お客さんからボロクソに言われたことを話しながら「なんであんなことまで言われなあかんの?」とワンワン泣き出した。
バイト中は泣いたらあかんと我慢してた糸が切れたらしい。

その50代くらいの女性のお客さんは、箱を積み上げた上に置いてあった商品(ペットボトル)の山を崩して商品を落としたあげく、潰れた商品を戻し、キレイな商品を持ってレジへ行き「置き方が悪い、私は悪くない」というようなことを言っていたそう。
それを見ていた長女が、今度はそのお客さんから「睨んでいた」と言われることに…。
たぶん「あ~あ」という表情をしていたんだろうな、とは思う。
「私がこんな危ない目にあったのに、この子は私のことを睨んでいた」
「まともに謝れない、親に叱られたこともないんだろう」
「化粧する暇があったら、ちゃんと働け」
「私は仕事で疲れて帰って来て買い物をしていたのに、こんなことをされたら気分が悪い」
…等々、バカにしたようにヘラヘラと笑いながら(長女いわくだが)、エンエンと長女と、その上の者まで呼びつけお説教?していたとか。

最後にその上の人、というのが長女に
「あなたはそんなことはしていないと思うけど、相手はお客さまなんだから、これからはもっと気を付けて」
と言ったそう。

うん?お客さまなら何をしても、何を言ってもいいのか?
たぶん、長女は睨んでいるとまではいかなくても、眉間にシワくらい寄っていただろう。

私だって、たぶん同じような表情をしたと思う。
不注意を店側のせいにして、ひと言謝ることができない。
潰した商品を平気で元に戻して、素知らぬ顔で新しい商品を持ってくる。
50代にもなって、あらら~、残念~って思っただろう。

たぶん、自分もバツが悪くて、自分が謝って店を出るのではなく、店に謝らせてから「私は悪くない」と店を出ていきたかったんじゃないかと思える。

長女は嫌な思いをしただろうが、色んな人がいること、社会に出ればそんな人と出会う確率が上がること、そして自分はそんなつもりはなかった、ということを攻撃されることもある、ということが分かったと思う。
そして、優しい言葉をかけてくれる人もいるということも。

私はお客さまは神様じゃない、と思っている。

自分が作れないから、出来ないから、代わりにそういうものを用意して販売してくれるから自分が買えるんじゃないだろうか。
買う人も「ありがとう」、買ってもらうほうも「ありがとう」だと思うのだけど…。

「なぜお金を支払うのか?」が分からない人は、「なぜお金をいただけるのか?」も分からない人なんだろうな。

「働いてやってるんだから、給料もらって当り前」って思ってそうだわ。

…長女、頑張れ。
腹が立って悔し泣きした中から、なにか学んでるはずだからね。

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